5日午前に起きた茨城県沖の地震で、実際の最大震度が3だったのに緊急地震速報が発表された問題で、気象庁は同日、地震計データの計算過程で、ほぼ同時に起きた富山県西部の地震(最大震度3)を同一の地震として扱ったことが過大予測の原因と発表した。
気象庁の本多誠一郎・地震動予測モデル開発推進官は「震源予測をより精度の高い情報に更新していく中で、結果的に過大評価となった」と説明。「どのような改善ができるか検討していく」と話した。
緊急地震速報は、発生直後に速く伝わる地震波を地震計で捉え、規模や震度を自動的に計算し、最大震度5弱以上と予測される場合に警報を出す仕組み。
気象庁によると、富山県西部の地震は5日午前11時2分23秒、茨城県沖の地震は同26秒に発生。緊急地震速報を判断するシステムは同27秒に富山県と石川県にある二つの地震計で揺れを検知し、震源も富山県内と推測。この時点では「最大震度3程度以上」と判断していた。
しかし、同46秒に茨城県沖の地震を検知すると、一連の地震の震源は茨城県沖にあると判断を変更。一方で揺れの大きさは当初の富山、石川両県のデータのみが使われ、震源に近い茨城県南部で震度5強程度と過大に推定されたという。(2018/01/05-18:24)![]()
0 件のコメント:
コメントを投稿