2018年1月24日水曜日

合格率5.9%の簿記検定1級に女子高生が合格「非常にまれなケース」

 税理士や公認会計士への登竜門となる日本商工会議所(日商)簿記検定1級試験に、佐世保商業高3年の磯本優里菜さん(18)=佐世保市江迎町=が合格した。昨年11月にあった試験の合格率はわずか5・9%という超難関。合格者の大半は社会人で、日商も「高校生は非常にまれなケース」と驚く快挙だ。

 試験は商業簿記、会計学、工業簿記、原価計算の4分野(各25点)があり、合格ラインは総合で70点以上。ただし1分野でも10点以下があると不合格となる厳しい内容で、8286人が受験し、487人が合格した。

 一昨年に続き、2度目の受験となった磯本さんは「簿記電卓部」の60人の部員をまとめる部長だ。入学するとすぐに入部し、本格的に簿記を学び始めた。1日の勉強時間は、平日が3時間、週末は5時間に及ぶ。中学時代にバスケットボール部で培った体力で、試験直前の1日10時間の猛勉強も乗り切り、狭き門を突破。磯本さんは「まさかと思った。本当にうれしかった」と喜んだ。

 同校では日商簿記1級と同レベルとされる全経簿記上級に昨年、金子菜美恵さん(現福岡大1年)が合格。2年連続の快挙に部の顧問、松永一郎教諭も「それぞれがよく頑張った結果。後輩たちも続いてほしい」とうなずく。

 合格者には税理士試験の受験資格が与えられる。磯本さんは卒業後、広島の専門学校に進学予定で、将来の職業は税理士。「これからもしっかり勉強して、20歳ぐらいでかなえてみたい」と夢を膨らませている。

=2018/01/24付 西日本新聞朝刊=

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