2018年1月29日月曜日

家族ぐるみで事故偽装6千万円詐取、14人逮捕 「小遣い稼がせてやろうと…」 大阪府警

 家族ぐるみで交通事故を偽装し、保険金約6千万円を詐取したうえ、さらに約3千万円をだまし取ろうとしたとして、大阪府警交通捜査課は29日、詐欺と詐欺未遂の疑いで、大阪府大東市中楠の里町、建設業、大久保雅司容疑者(66)ら家族8人と知人ら計14人を逮捕したと発表した。いずれも容疑を認め、大久保容疑者は「家族に小遣いを稼がせてやろうと思った」と供述している。

 逮捕容疑は共謀し平成26年4月~28年10月、大阪府内の交差点で信号待ちをしていた家族の車に、息子の友人らの車を追突させる事故を計4件偽装。大久保容疑者や同乗の妻(61)、三男(25)らが、けがをして働けなくなったとする休業損害補償や、車の修理費などを保険会社3社に請求し、詐取したなどとしている。

 大久保容疑者らは事故の相手方となった友人らにも報酬を支払い、車の損傷が軽微だった場合は、別の場所でもう一度追突させるなど事故を自演していた。

 大久保容疑者の周辺から休業損害の請求が相次いでいるのを不審に思った査定機関が28年7月、府警に情報提供していた。

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http://www.sankei.com/west/news/180129/wst1801290069-n1.html

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