任期満了に伴う岐阜市長選は28日投開票され、無所属の新人で元衆院議員の柴橋正直氏(38)が、製菓会社社長の中西謙司氏(56)=自民推薦、公明支持=ら無所属6新人を破り、初当選を果たした。投票率は36.35%で前回(38.93%)を下回った。
4期16年務めた現職の引退表明を受けて新人候補が乱立する中、柴橋氏は民進党系の地方議員や連合岐阜の支援を受け、有利な選挙戦を展開。JR岐阜駅の駅前再開発などを訴え、幅広い支持を集めた。
自民党が推薦し、公明党が支持した中西氏は、中小企業支援などを掲げたが、組織がまとまらず、及ばなかった。元市議の森下満寿美氏(57)=共産推薦=ら5人は浸透しなかった。
◇岐阜市長選当選者略歴
柴橋 正直氏(しばはし・まさなお)大阪大文卒。UFJ銀行(現三菱東京UFJ銀行)を経て09年8月から衆院議員を1期務めた。38歳。岐阜県出身。当選1回。(2018/01/28-23:50)
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