今月23日に噴火した群馬県の草津白根山では31日も火山性地震が観測されたほか、ごく弱い噴気が確認されるなど火山活動が高まった状態が続いています。気象庁は「入山規制」を示す噴火警戒レベル「3」を継続し、警戒を呼びかけています。
群馬県の北西部にある草津白根山では今月23日の午前10時すぎ、本白根山の鏡池付近の複数の火口で噴火が発生しました。
気象庁によりますと、草津白根山では噴火が起きた23日に火山性地震が600回以上観測され、その後、減少したものの、30日は12回、31日も午後3時までに3回観測されています。
また監視カメラの観測では、31日午前、鏡池の北側の火口付近で一時的にごく弱い噴気が出ているのが確認されたということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180131/k10011310141000.html
気象庁によりますと、草津白根山では噴火が起きた23日に火山性地震が600回以上観測され、その後、減少したものの、30日は12回、31日も午後3時までに3回観測されています。
また監視カメラの観測では、31日午前、鏡池の北側の火口付近で一時的にごく弱い噴気が出ているのが確認されたということです。
一方、噴火から3日後の26日以降、地下の熱水やガスの動きを示すと考えられる火山性微動は観測されていません。
気象庁は、草津白根山では火山活動が高まった状態が続き、今後も同じ程度の噴火が発生する可能性があるとして、「入山規制」を示す噴火警戒レベル「3」の火口周辺警報を継続し、鏡池付近からおおむね2キロの範囲で噴火に伴う大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。
また風下側で降る小さな噴石や火山灰、空振=空気の振動、それに火山ガスにも注意が必要です。
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