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兵庫県西宮市の今村岳司市長 Photo By 共同 |
兵庫県西宮市の今村岳司市長(45)が4日、進退に関する取材をしていた一般紙の男性記者に対し「殺すぞ」などと暴言を吐く騒動があった。
今村市長は市役所庁舎内ホールでの仕事始め式で、4月25日に予定される次回市長選に出馬せず、市政から引退する意向を表明。市の関係者によると、式を終えて次の公務のためホールからエレベーターに急いで向かった際、3人の記者が確認のため近づき質問。市長はその際に読売新聞の男性記者に「殺すぞ」と言い放って取材を拒否した。別の関係者は「クソガキ、ボケとののしり“支局長に落とし前つけさせる”などと凄んだと聞いています」と話した。
その後、報道陣が説明の会見を求めたものの対応はなし。市広報課は「現時点で市長が対応する予定はない」と話した。読売新聞は「威圧的な言動で取材を拒む行為は報道の自由を踏みにじる」として、市長に文書での謝罪を求め抗議した。
今村市長は式の中のあいさつで、就任の動機となったまちづくりに関し、1期4年で成果を出すことを目標にしたと説明。「私がなすべきことは、市長になった時点では想定しなかったレベルで達成されていると実感する」と強調し「今後いかなる政党や選挙にも関わるつもりはない」と表明していた。
今村市長は京大卒業後、会社員生活を経て同市議を約15年務め、14年4月の市長選で初当選。「偏向」と見なす報道をした報道機関へ取材拒否する方針を発表したり、16年11月に市主催の中高生向けのミーティングで「中高生時代にタバコを吸った」などと発言し、市議会から撤回を求められても拒否するなど物議を醸してきた。
14年7月には同市選挙区選出の県議、野々村竜太郎氏が政務活動費の不正使用で辞職し、後に有罪判決を受けた。釈明会見で号泣する姿が注目された際、今村市長は「全世界的人気の話題」「想像以上のパフォーマンス」などと批判していた。
【最近の市長の問題発言】
◇地獄に落ちるよ 12年、茨城県取手市の藤井信吾市長が議会の休憩中に共産党市議の一般質問に触れ「地獄に落ちるよ」と発言。市議の抗議を受け陳謝。
◇サンフレッチェは2位でいい 広島市の松井一実市長は13年、サンフレッチェ広島が優勝したら新スタジアム建設を検討すると公言していたことから「2位でいい」と発言。波紋が広がり「誤解を受けたことを心からおわびしたい」と釈明。
◇しょうもない 兵庫県明石市の泉房穂市長が15年、池の保全や活用を考える団体が主催するフォーラムにパネリストとして出席を要請され、代表者と面会。「しょうもない、やっても意味ないやろ」などと言って要請が撤回された。市長はその後、謝罪。
◇モンスター化 愛知県岩倉市の片岡恵一市長(当時)が16年、市議会で政治資金に絡む追及を受けて「議会がモンスター化している。学校で発生しているモンスターペアレントのような状況」などと発言。一部の議員が反発していた。
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2018/01/05/kiji/20180104s00042000217000c.html
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