2018年4月13日金曜日

DNA型が決め手に「急転直下」の逮捕劇

 平成16年から捜査が難航していた広島県廿日市市の高校2年、北口聡美さん=当時(17)=刺殺事件。殺人容疑で逮捕された鹿嶋学容疑者(35)は、現場に残されたDNA型が一致したことから一気に浮上した。未解決事件がDNA型鑑定をきっかけに進展するケースが相次ぎ、今回も決め手になった。

 「指紋やDNA型が合致した4月中旬だ」。広島県警幹部は13日の記者会見で容疑者が捜査線上に浮上した時期を問われ、ごく最近だと明かした。

 事件発生以降、県警は目撃情報に基づく似顔絵や、現場付近を走行したバイクの特徴を公表したが、手詰まり状態が続いていた。捜査関係者は「数日の間に指紋やDNA型が一致し、逮捕に踏み切った。急転直下の出来事だった」と語った。

 三重県上野市(現伊賀市)のビジネスホテルで平成9年に起きた強盗殺人事件も捜査が長期化し、元従業員の逮捕にこぎ着けたのは発生から約16年後の25年2月。遺留物のDNA型が元従業員のものと一致したことが決定的な証拠となったが、当初は精度の低さから鑑定は重視されず、実施していなかった。

 茨城県美浦村で16年1月、茨城大の女子学生が殺害された事件では、昨年9月、フィリピン国籍の男が逮捕された。男と同じDNA型が、遺体の付着物から検出されたことで大きく展開した。

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https://www.sankei.com/west/news/180413/wst1804130085-n1.html

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