大型連休が始まった28日、全長300メートル前後の大型クルーズ船3隻が横浜港で競演した。横浜市によると、横浜港に大型外国客船3隻が同時に着岸するのは初めて。ゆったりとした旅を楽しむクルーズ市場は活況で、寄港数が上向いている。
28日午前5時50分すぎ、朝日を浴びたバハマ船籍のノルウェージャン・ジュエル(約9万4千トン、294メートル)が横浜ベイブリッジをくぐった。続いて、英国船籍のダイヤモンド・プリンセス(約11万6千トン、290メートル)も登場。2隻は山下ふ頭、大さん橋ふ頭にゆっくりと接岸した。
ベイブリッジ近くの大黒ふ頭には、27日から停泊するパナマ船籍のMSCスプレンディダ(約13万8千トン、333メートル)も見える。3隻とも28日夜までに出港する。
この3隻だけで計1万7千人が乗り下りすると市はみている。山下ふ頭に下り立ったイタリア・ミラノの女性(57)は、中国・上海、香港などを巡る約1カ月の船旅を終え、羽田空港近くのホテルで1泊して帰国するという。「これから東京の山手線を回って新宿や渋谷、銀座を訪れ、美術館で浮世絵を見たい。日本が大好き。また来ます」
初寄港のスプレンディダは高さ…
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