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23日午前8時ごろ、北海道函館市内の国道5号で、徒歩で横断歩道を渡っていた小学生の女児に対し、交差進行してきた自転車が衝突する事故が起きた。女児は軽傷を負ったが、自転車はそのまま逃走している。
北海道警・函館中央署によると、現場は函館市昭和3丁目付近で片側2車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。7歳の女児は青信号に従い、徒歩で横断歩道を渡っていたところ、車道の路側帯を右方向から交差進行してきた自転車にはねられた。
女児は弾き飛ばされるようにして転倒し、顔面などを打撲する軽傷を負った。自転車に乗っていた20歳前後とみられる若い男は「大丈夫か?」などと声を掛けたものの、女児を救護することなく、そのまま現場から逃走したという。女児は現場近くにある小学校へ登校し、教師に対して事故に遭ったことを報告。学校側が警察に通報し、女児は近くの病院へ搬送されて治療を受けたという。
現場は昼夜を通して交通量の多い区間。警察では自転車側が赤信号を無視して進行していたものとみて現場近くに設置されている防犯カメラ映像の分析を進めるとともに、目撃情報の収集も進め、逃走した自転車の行方を追うとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。
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北海道では今月、札幌市内でコンビニエンスストアから飛び出した男児が歩道を走行してきた自転車にひき逃げされ、骨折などの重傷を負うという事件も発生している。
今回の事故では横断中の女児が信号を遵守し、車道の路側帯を走行していた自転車側が赤信号を無視して進入してきたとみられており、警察は交通ルールを守ろうとしない自転車の存在に頭を悩ませている。
https://response.jp/article/2018/04/24/308944.html
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