2018年4月22日日曜日

桑江氏が再選確実に 翁長氏推した新人破る

 任期満了に伴う沖縄市長選が22日投開票され、安倍政権が支援した無所属現職の桑江朝千夫(さちお)氏(62)=自民、公明、維新推薦=が、翁長雄志(おなが・たけし)知事が推した無所属新人で元市議の諸見里(もろみさと)宏美氏(56)=希望、民進、共産、自由、社民、地域政党・沖縄社会大衆推薦=を破って再選を確実にした。投票率は47.27%。

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画を巡って対立する中、政権側と知事側が推す候補が対決した沖縄県内の市長選は今年4回目。政権側は2月の名護市長選、3月の石垣市長選に続く勝利で、秋に予定される知事選に向けて弾みがつく形となった。

 自民・公明は告示前から二階俊博自民幹事長ら党幹部が次々と沖縄市入りし、異例の態勢で桑江氏を支援。選挙戦終盤には人気の高い小泉進次郎・自民筆頭副幹事長も街頭に立ち、票を固めた。諸見里氏は出馬表明が告示の約1カ月前で出遅れが響いた。翁長知事も膵臓(すいぞう)の腫瘍の切除手術を控えて選挙期間中は応援に入らず、支持が広がらなかった。【遠藤孝康】

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https://mainichi.jp/senkyo/articles/20180423/k00/00m/010/094000c

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