朝日記者に罰金命令 浜松簡裁

　浜松区検は、磐田市内の専門学校内に身分を偽って入ったとして、建造物侵入罪で朝日新聞浜松支局長の男性記者（５７）を略式起訴した。浜松簡裁は２３日付で、罰金１０万円の略式命令を出した。

　起訴状などによると、記者は昨年８月、同校の生徒と親族しか参加できない保護者説明会を取材するため、受付で保護者に「息子の叔父」とうその紹介をしてもらって校内に入ったとしている。

　同社広報部は「社員が刑事処分を受けたことを重く受け止め、適切に対処する」としている。【奥山智己】

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