大分市内の中学校で、50代の男性教諭が男子生徒の首をつかんでけがをさせた問題で、市教委の聞き取りに対し男性教諭が「生徒を気絶させてしまった」と説明していたことがわかりました。市教委はこうした事実を把握していたにもかかわらず、今月22日の会見では公表しませんでした。今月20日午後7時ごろ、大分市内の中学校で50代の男性教諭が自転車にまたがっていた2年の男子生徒の首をつかんで転倒させ、頭や肩に全治1週間のけがをさせました。市教委は22日に開いた会見で「行き過ぎた指導だった」と謝罪し、当時の状況について「生徒はすぐに立ちあがった」と会見で説明していました。しかし、市教委の聞き取りに対し、この男性教諭は「首をつかんだ時に数秒間、生徒の力が抜け気絶させてしまった」と話していたことがわかりました。市教委は「隠すつもりはなく、事実関係について調査中のため発表しなかった」と話しています。生徒の両親は被害届を出していて、警察は男性教諭や関係者から話を聴き事実関係を詳しく調べています。
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