2018年4月7日土曜日

離島防衛、陸自に水陸機動団が発足 中国の海洋進出背景

 離島防衛の専門部隊として、陸上自衛隊に新設された水陸機動団の発足式典が7日、長崎県佐世保市の陸自相浦(あいのうら)駐屯地であった。戦闘訓練も公開され、沖縄県に駐留する米海兵隊も参加した。

 水陸機動団は、中国の海洋進出などを背景に先月、約2100人規模で発足した。式典で、山本朋広防衛副大臣は青木伸一団長(陸将補)に隊旗を手渡し、隊員らを前に、欠席した小野寺五典防衛相の訓示を代読し、「東シナ海情勢など安全保障環境が厳しさを増す中、島しょ防衛は喫緊の課題。水陸機動団創設は、島しょを守り抜くという断固たる意思と能力を国際社会に示す」と述べた。

 その後、駐屯地内のグラウンドを敵が占領した島に見立てて、米海兵隊員約20人を含む約240人による模擬戦闘訓練を披露。ヘリからロープで降下した隊員や水陸両用車が訓練に参加した。

 青木団長は式典後に会見。実際に離島を奪還する際に米軍との共同対処になるのかとの問いに「ケース・バイ・ケースと思う。日米共同になるかは、国が判断すること」と答え、隊員を運ぶ輸送機オスプレイの佐賀空港配備について「水陸両用作戦で航空能力は重要。地元の自治体、住民の方々のご理解を得つつ、引き続き調整したい」と述べた。

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https://www.asahi.com/articles/ASL4743HDL47TOLB006.html

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