自民党の森山裕国対委員長は15日、加計学園の獣医学部新設への関与が愛媛県の文書で指摘された柳瀬唯夫元首相秘書官に対する国会招致を来週にも実施する方向で調整する考えを示した。安倍晋三首相が17日から米国を訪問するのを踏まえ「(首相帰国後の)23日の週でどうするかだ」と鹿児島県中種子町で記者団に語った。公明党の山口那津男代表は講演で、柳瀬氏に説明責任を果たすよう求めた。
森山氏は16日に立憲民主党の辻元清美国対委員長と会談し、与党の方針を伝える。強制力のない参考人招致にとどめたい意向だが、野党は偽証罪に問える証人喚問とするよう要求している。
辻元氏は15日「柳瀬氏が昨年、参考人として発言した内容が事実と違うという物証が出てきたのだから、証人喚問でなければならない」と松山市で記者団に述べた。
山口氏は青森市の党会合で、学部新設を柳瀬氏が「首相案件」と説明したとする愛媛県文書について「見過ごすわけにはいかない」と強調。農林水産省内からも同様の文書が見つかったことに触れ「柳瀬氏は『記憶の限りでは会っていない』と言うが、本当に事実か国会で解明されなければならない」と訴えた。
柳瀬氏に対しては「必要であれば国会に来て、内容、経緯について説明責任を尽くしてもらいたい」と促した。
〔共同〕
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29414810V10C18A4000000/
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