
自宅で高性能爆薬を製造したなどとして、愛知県警は20日、名古屋市緑区の大学1年の男子学生(19)を爆発物取締罰則違反(製造、所持)と火薬類取締法違反(製造、所持、燃焼)の疑いで逮捕し、発表した。
容疑を認め、「爆弾に興味があった。つくって威力を確かめたかった」「テロに使われているものだと認識していた」などと話しているという。
捜査1課によると、男子学生は、高校生だった2016年12月22日ごろ、名古屋市名東区の当時の自宅内で、過酸化アセトン(TATP)約57グラムを製造。今年3月19日午後8時半ごろ、同区内の公園でその一部を所持し、黒色火薬を燃焼させた疑いがある。
また、昨年2月ごろ~今年4月、TATPよりさらに威力の高い四硝酸エリスリトール(ETN)を製造し、約9グラムを所持していた疑いもある。県警によると、国内でETNの違法製造が確認されたのは初めてという。
男子学生が火薬を燃焼させた際、現場の公園で「雷のような音がした」などと複数の110番通報があり、駆けつけた警察官が公園内でTATPが付着した容器などを発見した。当時、けが人はいなかったという。
県警などによると、TATPは、2015年のパリ同時多発テロ事件で使われるなど、殺傷能力の高い爆薬。乾燥させ、摩擦や衝撃を加えると爆発する。県警は、男子学生が公園で、黒色火薬を燃やして衝撃を加え、TATPを爆発させていたとみている。
https://www.asahi.com/articles/ASL8N51TZL8NOIPE01B.html
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