2018年8月26日日曜日

安倍首相、総裁選出馬を表明=鹿児島で3期目に決意

自民党総裁選への出馬を表明する安倍晋三首相=26日午後、鹿児島県垂水市

 首相(自民党総裁、63)は26日午後、訪問先の鹿児島県垂水市で9月の党総裁選(7日告示、20日投開票)への立候補を正式に表明した。元幹事長(61)が既に出馬の意向を示しており、両者の一騎打ちの構図が固まった。首相の政権担当継続の是非や憲法改正の進め方を主な争点に論戦が展開される。

【図解】自民党総裁選における各派の支持状況

 首相は記者団に、経済や外交分野を中心に5年半余りの政権運営の実績を強調。その上で「あと3年、自民党総裁、首相として日本のかじ取りを担う決意だ」と述べ、連続3選へ支持を訴えた。
 地方での出馬表明は異例。石破氏が農林水産業の活性化など、地方創生を公約の柱に据えたことを意識したとみられる。
 今回の総裁選は、党所属国会議員405人が1票ずつ投票し、党員・党友投票を基に算出される地方票にも同数の405票が割り当てられる。首相の出身派閥である細田派など党内5派閥の支持を得た首相は国会議員票で優位に立っており、比重が増した地方票の行方が焦点となる。 (2018/08/26-16:28)

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