2018年8月26日日曜日

安倍晋三首相が正式出馬表明「あと3年、日本のかじ取り担う決意」

 安倍晋三首相(自民党総裁)は26日、来月の総裁選(7日告示、20日投開票)について「あと3年、自民党総裁として首相として、日本のかじ取りを担う決意だ」と述べ、連続3選を目指して正式に出馬表明した。訪問先の鹿児島県垂水市で記者団に語った。総裁選には既に出馬表明している石破茂元幹事長との一騎打ちになる見込みだ。

 首相は垂水市の漁港で養殖カンパチの水揚げ作業を視察した後、桜島を背景に出馬表明に臨んだ。

 首相は「(昨年の衆院選で)国民の支持をいただいたのはわずか11カ月前のこと。国民の負託に応えていくことは私の責任だ」と強調した。その上で、来年に皇位継承や20カ国・地域(G20)首脳会議、再来年には東京五輪・パラリンピックが控えることから「日本は大きな歴史の転換点を迎える。平成の先の時代に向けて、新たな国造りを進めていく。その先頭に立つ決意だ」と訴えた。

 また、平成24年の総裁選に出馬したときに触れ「志にいささかの揺らぎもない。この志を支える気力、体力は十二分であるとの確信に至った以上、責任を果たしていかねばならない」と述べた。

 首相が正式に出馬表明したことについて、石破氏は滋賀県草津市で「総裁選が行われるのは本当にありがたい。無投票で私がなるなんてあり得ないでしょ」と記者団に語った。首相が討論会に前向きな姿勢を示したことに関しては「そういう場を作るのが選挙管理委員会の仕事じゃないか」と語った。

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https://www.sankei.com/politics/news/180826/plt1808260014-n1.html

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