埼玉県警は27日、強盗致傷、強制わいせつ容疑などで30代男性を誤認逮捕したと発表した。男性は容疑を一貫して否認していたが、20日間勾留され、さいたま地検が処分保留で釈放した。県警は同日、別の男を逮捕。これに先立ち男性に謝罪した。
県警によると、2017年9月16日、30代女性が深谷市内の自宅でわいせつな行為をされ負傷し、現金を奪われる事件が発生。防犯カメラに映った男と顔が似ていたことから、同年11月9日、近くに住む男性を逮捕したが、勾留期限の同29日釈放された。
その後、今年5月に発生した別の強盗事件で逮捕された男が、深谷市の事件に関わったことをほのめかし、容疑者として浮上。男は「生活費などが欲しくてやった」と供述したといい、県警は27日に逮捕した。
県警は26日、誤認逮捕された男性宅に出向き謝罪。刑事総務課の川上博和課長は「誤って逮捕された方に深くおわび申し上げます。再発防止に向けて指導を徹底します」とコメントした。(2018/08/27-18:54)
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