自民党の石破茂・元幹事長は24日、総裁選で掲げる「地方創生」をテーマに国会内で記者会見を開いた。経済成長の恩恵を地方に波及させる安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」に異論を唱え、「地方こそ成長の主役。これを政策の中心に据える」と訴えた。
総裁選に向け、石破氏が政策テーマで会見を開くのは、憲法に続いて2回目。地方重視の姿勢を強調することで、全国の党員・党友からなる地方票獲得につなげるねらいがある。27日には、政策全般にわたる政権構想を発表する方針。
この日の会見では、6月に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)が「成長の果実を都市から地方、大企業から中小企業へ波及させる」としていることに、「私はそのような考え方をとらない」と主張。「波及させるのではない。地方、中小企業が果実を生み出すのだ」と述べた。
具体的には、地方へのUターン…
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