大阪府警富田林署の容疑者逃走事件で、兵庫県尼崎市内の防犯カメラに、指名手配中の樋田淳也容疑者(30)と似た男が映っていたことが27日、捜査関係者への取材で分かった。13~14日には隣接する大阪市などでひったくりが相次いでおり、府警は、同容疑者が広範囲を移動しながら逃走を続けている可能性があるとみて調べている。
樋田容疑者は12日夜、富田林署内の面会室で弁護士と接見後、姿を消した。面会者間を隔てるアクリル板を蹴破って逃げたとみられる。
捜査関係者によると、14日午前1時ごろ、尼崎市のJR立花駅付近で、樋田容疑者と似た人物が黒色のミニバイクで走り去る姿が防犯カメラに映っていた。
府警によると、逃走直後の12日午後11時~13日午前0時ごろ、大阪府松原市で黒色のミニバイクが盗まれる事件が発生。13日午前1時~同2時ごろ、大阪市浪速区で黒色のミニバイクによるひったくりが2件起きた。
同様のひったくりは13日夜に同府羽曳野市と大阪市平野区、14日夜に同市生野区でも発生。被害品のバッグや財布が尼崎市と隣接する大阪市西淀川区内で見つかっており、府警は同容疑者が関与した疑いがあるとみて捜査している。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34638510X20C18A8AC8Z00/
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