群馬県太田市の清水聖義(まさよし)市長(76)が、10日に起きた乗員9人が死亡した同県防災ヘリの墜落事故について、「自爆してしまい、お粗末だと思った」などと発言していたことが、市への取材でわかった。25日に行われた市の防災訓練のあいさつでの発言。清水市長は26日、読売新聞の取材に記憶にないとした上で、「言おうとしたのは、防災ヘリの運航管理をはじめとする県の態勢に問題があったのではないかということだった。誤解を招いたのは申し訳ない」と釈明した。
市によると、防災訓練には市民ら700人以上が参加。清水市長の発言は、県防災ヘリが訓練に参加する予定だったことに触れた際にあったという。
清水市長は26日、墜落事故における県の初動対応の遅れなどを挙げ、「なぜ墜落事故が起きたのかを考えていた中で思い浮かんだ言葉が、口に出てしまったのかもしれない。亡くなった方たちを責めているのではない」と話した。
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