奈良市の国道24号で大型バイク1台とミニバイク2台が転倒し6人が死亡、2人がけがをした事故で、8人全員が大型バイクの免許を持っていなかったことが31日、奈良県警への取材で分かった。原付き免許は4人が取得していた。県警は道交法違反(無免許運転)と自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで捜査する。
県警は死亡した6人のうち、身元不明の男女2人は奈良市の17歳の男性、奈良県大和郡山市の中学3年の女子生徒(14)と明らかにした。他4人は、奈良市の17歳の男性2人と18歳の男性2人。
県警はいずれも奈良市の中学3年の女子生徒(14)と17歳の女性が重傷としていたが、女子生徒は軽傷だった。県警は8人の関係を調べる。
県警によると、それぞれのバイクには複数人が乗車。2人乗りの大型バイクと1人乗りのミニバイク2台に8人が分乗しており、乗車定員を超えていたとみられる。
事故現場では2つのヘルメットしか確認されておらず、着用していなかった人がいた可能性がある。
事故は31日午前2時20分ごろ、片側2車線の高架橋の中間地点付近で発生した。後続のトラックの男性が、高架橋手前の交差点で信号待ちをしていた際、バイク3台が信号を無視して走って行くのを目撃。青信号でトラックが発進すると、前方でバイクと人が倒れていた。
http://www.sankei.com/west/news/180831/wst1808310099-n1.html
0 件のコメント:
コメントを投稿