平成30年8月20日16時59分 気象庁予報部発表
強い台風第19号は、21日夕方から夜遅くにかけて非常に強い勢力で九州南部・奄美地方にかなり接近する見込みです。九州南部・奄美地方は暴風と高波に厳重に警戒し、大東島地方や四国地方太平洋側、豊後水道では高波に警戒してください。21日から22日にかけては九州南部・奄美地方や西日本の太平洋側で大雨にも警戒してください。
[台風の現況と予想]
強い台風第19号は、20日15時には南大東島の東約430キロにあって、1時間におよそ15キロの速さで西北西へ進んでいます。中心の気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心から半径130キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
台風は発達しながら西北西に進み、21日夕方から夜遅くにかけて非常に強い勢力で九州南部・奄美地方にかなり接近するおそれがあります。22日は九州の西海上を北西に進み、22日夜にはチェジュ島付近に達する見込みです。
[防災事項]
<暴風・高波>
大東島地方では台風の強風域に入り、強い風が吹いています。南西諸島や西日本から東日本の太平洋側ではうねりを伴って波が高くなっており、大東島地方ではしけています。
大東島地方では20日夜遅くには大しけとなり、21日は非常に強い風が吹く見込みです。九州南部・奄美地方では、21日は台風の接近とともに猛烈な風と猛烈なしけとなる見込みです。四国地方太平洋側や豊後水道でも大しけとなるでしょう。
21日までに予想される最大風速(最大瞬間風速)は
奄美地方 45メートル(60メートル)
九州南部 40メートル(55メートル)
沖縄地方 23メートル(35メートル)
21日までに予想される波の高さは
九州南部、奄美地方 11メートル
沖縄地方、九州北部地方、四国地方 6メートル
近畿地方、東海地方 5メートル
です。
九州の西海上では、22日は非常に強い風やうねりを伴った大しけとなる見込みです。
暴風やうねりを伴った高波に厳重に警戒してください。
<大雨・雷>
21日には九州南部・奄美地方を中心に台風本体の発達した雨雲がかかり、
雷を伴った非常に激しい雨や猛烈な雨が降って大雨となるおそれがありま
す。紀伊半島から九州の太平洋側の南東向き斜面では、20日夕方から激しい雨や非常に激しい雨が降り、22日にかけて総雨量が多くなる見込みです。
21日18時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で
四国地方 200ミリ
東海地方、近畿地方 150ミリ
沖縄地方 120ミリ
九州南部、奄美地方 100ミリ
その後、22日18時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で
九州南部、奄美地方 300から400ミリ
四国地方、九州北部地方 200から300ミリ
近畿地方、東海地方 100から150ミリ
の見込みです。
大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

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