2018年3月12日月曜日

答弁に合わせて書き換え=「最終責任者は佐川氏」-麻生財務相

森友学園に関する文書書き換えについて、取材に応じる麻生太郎副総理兼財務相(中央)=12日午後、財務省

 政府は12日、学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却に関する財務省の決裁文書について、異例の値引きが表面化した後に同省理財局で14種類の関連文書を書き換えたと国会に報告した。麻生太郎副総理兼財務相は、書き換えの「最終責任者」は当時理財局長だった佐川宣寿前国税庁長官で、佐川氏の国会答弁に合わせる形で行われたと説明した。
 麻生氏は財務省で記者団の取材に応じ、「行政文書の書き換えは極めて由々しきことで誠に遺憾だ」と陳謝。同時に「私の進退については考えていない」と述べ、辞任を否定した。大阪地検の捜査への全面協力と並行して、財務省として調査を進める考えも示した。
 書き換えについて、麻生氏は「(佐川氏の部下だった)当時の理財局の一部職員により行われたのは事実だ」と述べ、本省から近畿財務局に指示したと説明。安倍晋三首相夫人の昭恵氏が一時、森友学園が開校予定だった小学校の名誉校長を務めており、野党側から首相への忖度(そんたく)が働いたとの見方が出ているが、麻生氏は「全然関係ない」と反論した。自身が書き換えを知ったのは11日とも語った。(2018/03/12-18:23)

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