茨城県取手市で平成27年11月、市立中3年、中島菜保子さん=当時(15)=が「いじめられたくない」などと日記に書き残して自殺した問題で24日、市教育委員会が当時の同級生を対象に予定した保護者会を巡り、担任だった教師が欠席することを開催直前に知った遺族や保護者が反発し、開催が遅れる混乱が生じた。
菜保子さんの父親の考宜さん(46)は、会場の市役所で「不信感で収まらない」と記者団に述べた。保護者会は24日午後7時開催予定だった。教委側が、当時の担任が体調不良を理由に欠席すると告げたところ、保護者の一部が「おかしい」と抗議する事態になり、開会が2時間半以上遅れた。
この問題を巡っては、文部科学省が市教委の対応を不適切だと指摘し、市教委が設けた調査委員会が昨年に解散。市の矢作進教育長は責任を取り、今月末での辞任が決まっている。
http://www.sankei.com/affairs/news/180324/afr1803240020-n1.html
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