安倍晋三首相は25日午後、オバマ前米大統領と東京・銀座のすし店で昼食を取りながら約1時間半にわたり会談した。
両氏が会うのは2016年12月以来で約1年3カ月ぶり。首相は会談後、記者団に「オバマ氏の広島訪問や、私の真珠湾訪問などの昔話で盛り上がった」と語った。日米両国の首脳として同盟強化に尽力した約4年間を振り返り、旧交を温めた。
首相は、オバマ氏が大統領時代の14年4月に来日した際も銀座のすし店でもてなした。首相によると、オバマ氏は「今回もおいしかった」と感想を述べたという。
オバマ氏の来日は17年1月の大統領退任後初めて。任期中の16年5月には伊勢志摩サミットに合わせて被爆地・広島を訪問した。首相は同年12月にハワイの真珠湾でオバマ氏とともに戦争犠牲者の慰霊に臨み、日米和解を演出。未来志向に基づく日米関係が世界の平和と安定に資するとの認識を共有した。
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