自民党は24日、党本部で全国幹事長会議を開いた。安倍晋三首相(党総裁)はあいさつの冒頭で「森友学園」を巡る財務省の決裁文書改ざん問題に触れ、「皆様に大変ご心配をおかけしている。改めて国民の皆様に深くおわび申し上げたい」と陳謝した。25日の党大会を前に、来春の統一地方選への影響を懸念する地方の幹部に低姿勢を示した。
首相は「行政に対する信頼を揺るがす事態で、行政の長として責任の重さを痛感している」と語り、「なぜこんな問題が起こったのか。徹底的に明らかにし、全容解明し、二度と起こらないよう組織を抜本的に立て直していく」と述べた。
首相は約15分で退席。その後の会議では大阪府連の朝倉秀実幹事長が質疑でこの問題に触れ、「党の論理ではなく国民の立場に立って明らかにし、責任を持って対応してほしい」と注文を付けた。【遠藤修平】
https://mainichi.jp/articles/20180325/k00/00m/010/082000c
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