無人ロボットによる海底探査を競う国際レース「シェル・オーシャンディスカバリー・エックスプライズ」で、日本の「Team KUROSHIO(チーム黒潮)」が今年10~11月に行われる決勝ラウンドへの進出を決め、22日、東京都内で記者会見した。共同代表を務める海洋研究開発機構海洋工学センターの中谷武志技術研究員は「チャレンジを続け、結果でご支援、ご協力に応えたい」と述べた。
ロボットによる深海底の精密、高速な地図作成を競うコンテストで、世界各国の32チームが参加した。チーム黒潮は海洋機構のほか、東京大生産技術研究所、九州工業大などの大学、三井造船やヤマハ発動機などの企業で構成。書類審査と技術評価試験で決勝ラウンドに進む9チームに選ばれた。
決勝では、自律航行する海底探査ロボットと無人中継船のみを用い、水深4000メートルの海底500平方キロメートルの領域を規定時間内で探査して海底地形図を作成。地形図の広さや解像度、海底に設置されたマーカーの撮影など任務の達成度を総合して勝敗を決める。
水深4000メートル級の無人探査ロボットは、国内ではほとんど開発例がないといい、チームが開発中。中谷研究員は「深い場所に行く技術は確立できており、着実に建造したい」と話した。(2018/03/22-17:25)


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