学校法人「森友学園」の国有地売却問題で9日辞任した前財務省理財局長の佐川宣寿国税庁長官。昨年7月の長官就任後、初めて報道陣の取材に応じた。国会混乱を招いたと謝罪した上で、「責任を感じている」と辞任理由を説明した。
ただ、野党が追及する決裁文書書き換え問題に質問が及ぶと「捜査中なのでコメントは控えたい」と繰り返し、疑惑に答えることはなかった。
「今朝、辞職の意思を伝えた」。庁内で取材に応じた佐川氏は冒頭、手元の紙に視線を落とし、ゆっくりとした口調で辞任理由を読み上げた。
記者からは厳しい質問が相次いだが、何度もうなずきながら神妙な面持ちで答えた。異例の値引きが行われた国有地売却を「適正だった」と強弁し、森友側との交渉記録も「廃棄済み」と国会答弁した際の面影はなかった。(2018/03/09-23:11)

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