経済対話、非公式協議中止＝北朝鮮情勢受け－日米両政府

　日米経済対話の正式開催を前に、５日に米国で行われる予定だった麻生太郎副総理兼財務相とペンス米副大統領の非公式協議を中止することが１日、分かった。政府関係者が明らかにした。ミサイル発射問題など北朝鮮情勢の緊迫化を受け、日本側が麻生氏の訪米見送りを伝えた。
　日米両政府は１０月にも経済対話の第２回会合を開催する方向。今回の非公式協議では貿易問題など正式会合で取り扱う議題について事前調整する予定だった。
　ただ、北朝鮮は８月２９日に日本上空を通過する弾道ミサイルを発射するなど挑発を強めており、不測の事態に備えるため麻生氏の訪米を取りやめた。日米両政府は今後、事務レベルで正式会合に向けた準備を進める。　（2017/09/01-10:49）　関連ニュース

【経済記事一覧へ】【アクセスランキング】

Let's block ads! (Why?)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017090100390&g=eco