小池百合子・希望の党代表(東京都知事)は29日、松井一郎・日本維新の会代表(大阪府知事)と大村秀章・愛知県知事の3人で30日に大阪市内で会談し、共同記者会見をすると発表した。同日の定例記者会見で明らかにした。「政策的な話と同時に、それぞれの地域で総選挙に臨むので、そういう話をすると思う」と述べ、衆院選での連携を確認する方針だ。
希望の党の発表によると、3都府県の知事3人が集まり、地方分権の推進に必要な取り組みを共同で発表するという。小池氏は安倍政権について「地方創生と言いながら、現実には進んでいない」と批判。3都市が連携する意義について「そこが頑張らないと他の地域にパワーがいかない」としたうえで、「知事の皆さんとは連携を広げていきたい」と語った。
松井氏が率いる維新とはこれまで距離があったが、この日の会見では、希望が掲げる議員定数削減などの「身を切る改革」や税金のワイズスペンディング(賢い使途)などの政策が維新と重なると説明。「同じ改革の志は大切にしたい」と語った。衆院選の候補者調整についても「選挙区を確認して答えを出したい」と、急ぐ考えを明かした。(張守男)
http://www.asahi.com/articles/ASK9Y5CLKK9YUTIL02Q.html
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