2017年9月27日水曜日

民進、希望と連携合意 高まる合流論、統一名簿を模索

 民進党内で小池百合子・東京都知事が衆院選で率いる「希望の党」への合流論が強まっている。民進の前原誠司代表と小池氏は26日夜、東京都内で会談し、連携する方針で合意した。前原氏は28日の両院議員総会で連携の形について説明する考えだ。

 衆院解散が迫るなか、小池新党の誕生で野党候補の乱立が避けられない情勢になり、前原氏は政権交代に向けて与党側と対決するためには野党勢力の結集が必要と判断。会談では、小池氏に「大同してやっていこう」と連携の必要性を訴え、小池氏が理解を示したとみられる。

 連携の形について、民進側は候補者が同じ政治団体に結集して戦う「統一名簿方式」などを模索している。党内からは「安倍政権を倒すためには小池氏と一緒にやってもいい」(党幹部)、「合流は歓迎だ。希望に候補者を立てられたら地獄。渡りに船だ」(党関係者)との声が上がっている。

 25日に設立された希望の党には、すでに与野党の離党組らが参加を表明。今後も民進議員を中心に、合流の動きが加速する見通しだ。小池氏は25日の記者会見で、「前原氏とは日本新党以来の知り合い。コミュニケーションをとれる」と述べる一方で、民進との連携については「党を丸ごとというよりは改革と保守、政策の同意が必要だ」と述べていた。

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