自民党は30日午前、各都道府県連の幹部が出席し、党本部で全国幹事長会議を開く。安倍晋三首相(党総裁)は10月22日投開票の衆院選に向け、組織固めを図るとともに、公明党との協力強化を急ぐよう指示する見通し。一方、新党「希望の党」代表の小池百合子東京都知事は今夕、日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事らと会い、選挙での連携を協議する。
首相は幹事長会議で、衆院選の争点と位置付ける少子高齢化と北朝鮮危機への対応に「責任与党」として取り組む姿勢をアピールし、政権安定の必要性を強調。「選挙のためだけに看板を替える政党」と批判する希望との差別化を選挙戦で図るよう要請するとみられる。
小池氏は大阪市を訪れ、松井氏と大村秀章愛知県知事の3者で会談する。3大都市圏で「地方分権」を推進することを確認。小池、松井両氏は、首都圏と関西で衆院選候補を擁立する選挙区をすみ分ける方向で話し合う。(2017/09/30-05:29) 関連ニュース
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