希望の党代表の小池百合子東京都知事(65)が29日、東京都内で会見し、30日に大阪市内で日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事(53)と大村秀章愛知県知事(57)の3人で会談することを明らかにした。衆院選(10月10日公示、22日投開票)での東京や大阪の候補者調整などが議題になる見通し。
小池氏は冒頭で「『三都物語』ということで松井知事、大村知事、そして私の3知事で、東海道の3地域が連携し、真の地方分権、しがらみのない改革の観点から連携進めていく」と公表した。
“大義名分”としては地方分権や地域経済の活性化などを挙げているものの、「衆院選について話し合わないのか」と問われると、「これから選挙に臨むからそういった話も出る」と、選挙協力について話し合う考えも明かした。
維新は大阪府内19の小選挙区のうち、公明党の前職がいる4選挙区を除く15選挙区で候補を擁立するほか、東京では7選挙区で候補者を立てる予定。一方、希望の党は東京の全25選挙区で候補者を擁立する方針。東京での維新の候補予定者の取り下げや、大阪での希望の支援などが協議される見通し。
小池氏は調整する選挙区などについては「選挙区の状況を確認して答えを出していきたい」と述べるにとどめた。
大村氏も加わることで、3大都市圏が一致して改革を訴えていることをアピールし、自民党に対抗する狙いとみられる。
さらに小池氏は民進党からの合流者について、側近の若狭勝衆院議員(60)と、民進党側は玄葉光一郎元外相(53)が絞り込み作業を進めていることを明かした。合流者の選別にあたって、「リベラル派を『大量虐殺』するのか」と問われると、「排除されないということはない。排除する」と断言した。
http://www.sanspo.com/geino/news/20170929/pol17092917110010-n1.html
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