新党「希望の党」代表の小池百合子東京都知事と日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事は30日、大阪市内で記者会見し、衆院選では東京と大阪で候補者をすみ分けることで合意したと明らかにした。会見は大村秀章愛知県知事と3者合同で行い、脱原発や、地方自治を定めた憲法第8章の改正などを掲げた共通政策を発表。小池氏は、衆院選では知事3人で街頭演説する考えを示した。
三大都市圏の首長が共闘を表明したことで、与党との対立構図がより鮮明になった。3氏はいずれも自身の出馬は否定した。
小池氏は、東京では日本維新は候補者を出さず、大阪では希望が候補者を擁立しないと説明。「すみ分けながら、改革の志を国会に届けようということを確認した」と述べた。
松井氏は「東京では比例代表で戦う」と述べ、東京と大阪以外では、希望の党との候補者調整を実施しない意向を示した。「それ以外のエリアでは切磋琢磨する」と語った。
公表された「3都共通政策」は憲法改正や脱原発のほかに、消費税率引き上げ前に政治家の身を切る改革を断行することや、徹底した地方分権などを挙げた。
http://www.sankei.com/politics/news/170930/plt1709300063-n1.html
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