26日
15時47分
2分34秒
渋谷スクランブル交差点にパトカー追跡の車、あわや大惨事
25日夜、東京・渋谷のスクランブル交差点に、警視庁の職務質問から逃走したワゴン車が赤信号を無視して進入し、一時騒然となりました。
25日夜9時55分の渋谷のスクランブル交差点。多くの人が横断歩道を渡り始めたそのとき・・・。1台のワゴン車が信号を無視して人混みを割るように右折していきます。その後をサイレンを鳴らしたパトカーが追跡します。
およそ20秒後には・・・。向きを変えたワゴン車が再び信号を無視してスクランブル交差点を直進していきました。異変に気付いた人たちが、あわててワゴン車の進路から逃げる様子が分かります。中には、わずかのところではねられるのを逃れた人もいました。
「スピードが異常に速かったので」(目撃した男性)
けが人はいませんでしたが、一歩間違えば、大惨事となったかもしれない今回の事態。一体何が起きていたのでしょうか。
「ワゴン車はスクランブル交差点からおよそ300メートル離れた、こちらの路上で職務質問を受けた直後、猛スピードで走り出したということです」(記者)
警視庁によりますと、信号待ちをしていた不審なワゴン車に警察官が職務質問。運転していた男に免許証の提示を求めたところ、男は急発進して逃げ、スクランブル交差点に進入したということです。これは、異変に気付いた歩行者が撮影した写真です。赤信号を無視して交差点に進入する瞬間が写っていました。
「悲鳴というかワーっという感じの声は出てて、ちらっとみたら車がこっちに向かって走ってきた。焦って逃げた」(写真を撮影した人)
「ワゴン車はスクランブル交差点で右折した後、この辺りで突然、Uターンしたということです」(記者)
再びスクランブル交差点に進入したワゴン車は、多くの歩行者の方向に進んでいきました。追跡していたパトカーは、この後、歩行者を巻き添えにしてしまう危険があると判断し、追跡を中止したといいます。繁華街で起きたカーチェイス。警視庁は道路交通法違反の疑いでワゴン車を運転していた男の行方を追っています。
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