東京都の小池百合子知事は25日午後、都庁で記者会見し、国政新党「希望の党」を結成、自らが代表に就任する考えを表明した。同党は所属議員9人で都選管を通じて総務相に設立届を提出、受理された。小池氏は「改革」「保守」勢力の結集を呼び掛け、10月の衆院選では全国規模で候補者を擁立する考えを示した。
新党については、小池氏に近い若狭勝衆院議員や、民進党を離党した細野豪志元環境相らが結成準備を進めていた。小池氏は会見で「リセットして、私自身が立ち上げる」と述べ、前面に出る意向を強調。都知事のまま国政政党を率いる意義に関し「都政により磨きをかけ、さらにスピード感を確保するためには、国政に何らかの関与が必要だ」と語った。
小池氏は、党所属国会議員の条件として「改革、そして保守を満たす方」を挙げ、衆院選への対応について「接点がある新人、改革の志を持つ議会経験のある方々に、全国各地で出馬していただく」と述べた。主要政策に憲法改正や行財政改革などを据える考えも示した。
消費税率10%への引き上げについては「まだ実感が伴っていない景気回復を解決しなければ、むしろ水を差す恐れがあるのではないか」と述べ、消極的な考えを示した。
小池氏は民進党との関係について「党丸ごとというよりは、改革、保守、柱になる政策に同意いただけることが必要」として、党同士の連携には難色を示した。小池都政で与党を担う公明党については「都民を第一に考えた形での足並みは壊れることはない」と語った。
小池新党には、民進党の松原仁元国家公安委員長が25日に離党届を提出して参加。同党の柿沢未途元役員室長(衆院東京15区)も同日夜の後援会会合で、離党を検討していると明かした。「小池人気」を当て込み、民進党を離れて新党から出馬を目指す動きはさらに広がる可能性がある。
◇希望の党所属議員
新党「希望の党」所属国会議員は次の通り。(敬称略。丸数字は当選回数)
【衆院】細野豪志=静岡5区(6)▽松原仁=比例東京(6)▽長島昭久=比例東京(5)▽笠浩史=神奈川9区(5)▽木内孝胤=比例東京(2)▽若狭勝=東京10区(2)
【参院】行田邦子=埼玉(2)▽中山恭子=比例(2)▽松沢成文=神奈川(1)(2017/09/25-21:36) 関連ニュース

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