【ワシントン=川合智之】複数の米メディアは2日、7月28日に北朝鮮が発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)が日本海に落下する数分前に、羽田発パリ行きのエールフランス293便が付近を通過していたと報じた。同機には300人超が搭乗しており、軌道がずれれば乗客に危険が及んでいた可能性もある。
北朝鮮は日本時間28日午後11時42分ごろにICBMを発射。約45分後に北海道・積丹半島の西約200キロメートルの海上に落下したが、その約7分前にエールフランス機が落下区域の上空を通過していたという。ミサイルと同機の距離は10マイル(約16キロメートル)以内だったとみられる。米国防総省のデービス報道部長は「ミサイルは民間機が頻繁に使う空域を通過した」と指摘した。
航空機の管制網は突然のミサイル発射に対応しておらず、北朝鮮のミサイルの脅威が続けば日本発着便に影響が出る恐れもある。エールフランスは声明で「北朝鮮のミサイル試験区域はエールフランス機の飛行経路とは干渉していない」としたうえで、危険を分析して飛行計画を随時見直す考えを表明した。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM02H6F_S7A800C1FF2000/
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