英国のメイ首相が30日、特別機で伊丹空港に到着した。京都で安倍晋三首相と合流。両首脳は茶道表千家「不審菴(ふしんあん)」(京都市上京区)でのお茶会や京都迎賓館での非公式夕食会で懇談を重ね、親密さをアピールした。同日夜、新幹線で東京都内へ移動した。
メイ首相の来日は就任後初めて。日本外務省によると、夕食会では、北朝鮮が29日に日本を飛び越える形でミサイルを発射したことを安倍首相が説明。両首脳は「北朝鮮の挑発行動はこれまでにない深刻かつ重大な脅威で、断じて容認できない」との認識で一致したという。北朝鮮への圧力を一層強めるため、国連などの場で日英が連携することや、中国にさらなる役割を求めていくことも確認したという。
31日には正式な日英首脳会談があるほか、メイ氏は海上自衛隊横須賀基地での護衛艦の視察や国家安全保障会議(NSC)4大臣会合への参加も予定している。英首相の来日は昨年5月の主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)に出席したキャメロン前首相以来。安倍首相とメイ氏の会談は4回目となる。
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