寺内樺風被告 Photo By 共同 |
埼玉県朝霞市の少女(16)が昨年3月、約2年ぶりに保護された誘拐事件で、未成年者誘拐と監禁致傷、窃盗の罪に問われた寺内樺風被告(25)=千葉大を休学扱い=の判決公判が29日、さいたま地裁で開かれた。被告は「職業は森の妖精」「年齢は16歳」などと不規則発言を続け、松原里美裁判長は一時休廷とした後で判決言い渡しを延期した。期日は追って指定する。求刑は懲役15年。
午前10時半に開廷すると、被告は「ヤー」と叫びながら満面の笑みを浮かべ入廷。「私はオオタニケンジでございます」と話して着席した。その後も「(ここは)トイレ。私はおなかがすいています。今なら1個からあげクン増量中」と不規則発言が続き弁護人は「今朝からこの調子」と説明。裁判長は午前11時まで休廷を告げた。再開後も同じ調子だったため休廷とした。
これまでの公判で、弁護側は「統合失調症で、限定責任能力の範囲で責任が問われるべき」と主張。検察側は「自閉スペクトラム症の傾向にあり対人関係に問題があるが、完全責任能力が認められる」と指摘している。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/08/30/kiji/20170829s00042000185000c.html
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