静岡県伊豆市の山林で会社員加藤菜緒さん(26)の遺体が見つかった事件で、加藤さんの携帯から20日朝に不自然な内容のメールが知人男性に送られていたことが29日、警視庁捜査1課への取材で分かった。同課は加藤さんがこのころ殺害されたとみており、自殺した元交際相手の男(44)が生存を偽装するために加藤さんの携帯を操作した疑いもあるとみて調べている。
捜査1課によると、加藤さんは男と共に19日午後7時半ごろ、同居していた東京都大田区内のマンション方向に歩いていく姿が防犯カメラに映っていた。
20日午前7時35分ごろ、知人男性(32)が加藤さんにメールを送った際は、変わった様子はなかった。しかし、同9時40分ごろのメールでは、それまでのやりとりと合わない内容の返信があったという。
元交際相手の男は20日朝にレンタカーを借り、21日午前に伊豆市内のホームセンターで作業着やブルーシートなどを購入していた。22日昼すぎには、レンタカーの中に土の付いた布団を置いている様子などが目撃されており、この間に遺体を遺棄したとみられる。(2017/08/29-05:38) 関連ニュース
0 件のコメント:
コメントを投稿