2017年8月29日火曜日

北朝鮮ミサイル 情報伝達の無線やメール トラブル相次ぐ

北朝鮮のミサイル発射について、「Jアラート=全国瞬時警報システム」と連動して住民に情報を伝える防災行政無線やメールサービスにトラブルが相次ぎました。

このうち、北朝鮮のミサイルが上空を通過したと推定される北海道えりも町ではJアラートと連動して自動で町民に情報を伝える防災行政無線が作動しませんでした。スピーカーは町内の屋外に50か所ありましたがいずれも音がでなかったということです。

ほかにも北海道の当麻町と天塩町、それに初山別村、青森県のむつ市の一部、秋田県の大潟村、山形県新庄市、福島県の喜多方市の一部と葛尾村、長野県上松町、新潟県糸魚川市、群馬県前橋市で情報が自動で流れませんでした。

また、北海道の清水町と奥尻町、それに置戸町、山形県東根市、栃木県栃木市ではJアラートと防災行政無線のシステムが連動できておらず、情報が流れませんでした。

一方、新潟県小千谷市では、市の緊急情報メールサービスで情報を伝える際、「これは全国瞬時警報システムからの全国一斉情報伝達訓練です」という訓練用のメールが2回にわたって誤って配信されたということです。市はおよそ30分後に訂正のメールを流しました。

また、青森県鶴田町でも「訓練」の文字が入ったメールが誤って配信されたということで、原因を調べています。

さらに北海道の旭川市と紋別市、それに占冠村、秋田県鹿角市、宮城県柴田町、福島県会津若松市では、自動で送られるはずのメールの送信やケーブルテレビの回線を使った配信がうまく行われなかったということです。

ほかにも北海道平取町では役場職員がパソコンの操作に手間取ったため、携帯電話のエリアメールの送信が大幅に遅れ、福島県湯川村では村独自の防災情報メールが届かないトラブルがあったということです。

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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170829/k10011116931000.html

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