船員の養成などを事業とする独立行政法人海技教育機構は30日、今年7月、保有する練習船「青雲丸」に乗っていた海技大学校の実習生1人が下船後に自殺し、別の2人も自殺しようとしたり、失踪したりしたと発表した。いじめや指導に問題があったとの情報はないという。
海技教育機構によると、自殺したのは男子実習生(20)。実習を続けるか悩んでいる様子だったため7月21日に神戸港で下船させ、帰省させたが、名古屋市内で死亡したとの連絡が同28日に警察からあった。
7月中には、13日にも男子実習生(19)が香川県小豆島町の坂手港沖で船から海に飛び込んで自殺を図ったが、陸にたどり着き、海上保安庁の職員に発見された。実習生は「実習が嫌になった。自信が持てなくなった」と話しているという。
30日には名古屋港で下船した男子実習生(21)が家族らに「失踪する」とのメールを送り、現在も行方が分からないままになっている。
http://www.sankei.com/west/news/170830/wst1708300075-n1.html
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