2017年8月30日水曜日

東京・練馬区付近で猛烈な雨か 浸水などに警戒を

前線や湿った空気の影響で関東地方では局地的に雨雲が発達し、東京・練馬区付近では1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったと見られるほか、埼玉県でも非常に激しい雨が降りました。気象庁は、低い土地の浸水や土砂災害、川の氾濫に警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、関東付近にのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、関東地方は大気の状態が不安定になり、局地的に雨雲が発達しています。

東京・練馬区付近ではレーダーによる解析で午後3時20分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったと見られ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表しました。

午後3時までの1時間には埼玉県が所沢市に設置した雨量計で73ミリ、東京都が清瀬市に設置した雨量計で67ミリの非常に激しい雨を観測しました。この時間、関東北部でも雨雲が発達し、午後4時までの1時間に国土交通省が群馬県安中市に設置した雨量計で35ミリの激しい雨を観測しました。

これまでの雨で、埼玉県の朝霞市と新座市では土砂災害の危険性が非常に高まり自治体が避難勧告などを出す目安とされる「土砂災害警戒情報」が発表されています。

大気の不安定な状態が続くため、関東地方では、30日夜にかけて局地的に雷を伴い1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。気象庁は、低い土地の浸水や土砂災害川の氾濫に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、「ひょう」にも十分注意するよう呼びかけています。

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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170830/k10011119091000.html

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