【シドニー時事】米国の反捕鯨団体シー・シェパード(SS)は28日、声明を出し、南極海で活動する日本の調査捕鯨船に対する過激な妨害活動を断念すると表明した。捕鯨船のハイテク化が進み、「もはや太刀打ちできなくなった」と認めた。
SSの創設者ポール・ワトソン船長は「日本側は軍事衛星を活用している。SS船は簡単に見つかってしまい、捕鯨船に近づけない」と説明。捕鯨船を送り出す日本とは資金力や装備が異なり、争うのが困難になったとして「敗北」を受け入れた。(2017/08/29-14:16) 関連ニュース
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