沖縄県警宮古島署(宮古島市)の交通課の40代男性署員が、レンタカー事業者との署内での会合で、中国人や韓国人に車を貸さないよう求めていたことが31日、同署への取材で分かった。同署は「通訳不足を説明するためで差別意識はなかったが、言葉足らずで不適切だった」と認め、署長が29日付で署員を厳重注意した。
同署によると、会議は署内で24日にあり、業者約10社が参加。署員が、事故があったときなどに「通訳をパッと現場に向かわせることができない中国語や韓国語を母国語とする外国人にはレンタカーを貸さないでほしい」などと発言した。
今年に入って管内で韓国人の人身事故があり、通訳がおらず、対応に苦慮したことが発言の背景にあるという。会合の参加者には交通課長が直接出向いて謝罪した。
署によると、昨年、外国人がレンタカーで起こした物損事故は41件あり、近年は増加傾向にあるという。
http://www.sankei.com/west/news/170831/wst1708310044-n1.html
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