2017.8.31のニュース
海上保安庁は31日、石川県の能登半島から北西約250キロ沖合の日本海にある台地状の浅海「大和堆」周辺で違法操業していた北朝鮮漁船を取り締まる様子を撮影した写真を公開した。
大和堆は好漁場と知られ、現場は日本の排他的経済水域(EEZ)内。海保は7月上旬以降、大型巡視船などを順次派遣し、延べ約820隻に音声や汽笛でEEZ外へ退去するよう警告し、従わない場合は放水を実施してきた。
この海域では、乗組員が銃を所持し、北朝鮮船籍とみられる船舶1隻が7月、水産庁の漁業取締船を数十分間追尾した。政府は北京の大使館ルートを通じて北朝鮮側に抗議している。
8月中旬以降、北朝鮮漁船はほとんど確認されていない。海保の担当者は「今後も水産庁と連携し適切に取り締まっていく」と話している。
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