自民党谷垣グループの逢沢一郎代表世話人は28日、長野県軽井沢町で開いた研修会で、自転車事故で昨年7月から入院している谷垣禎一前幹事長の容体について「1日3~4時間の歩行訓練をしている。医師から退院許可も出ている」と報告した。グループ幹部は他派閥の「引き抜き」に危機感を強めており、谷垣氏の回復ぶりを伝えて結束を促した。
逢沢氏によると、谷垣氏とは23日に東京都内のリハビリ施設で45分間面談。「(谷垣氏は)車椅子だったが、声はしっかりし、発音は十分だった」と明かし、復帰は「秋の臨時国会は『もう少し時間を』となるだろうが、そういう段階を迎えている」と説明した。
谷垣グループを巡っては、佐藤勉・衆院議院運営委員長ら4人が離脱し麻生派入り。関係者によると、谷垣氏は「麻生氏が懐に手を突っ込んできた」と悔しさをにじませたという。幹部は「谷垣氏が戻れば求心力も増すはずだ」と期待する。【小山由宇】
https://mainichi.jp/articles/20170829/k00/00m/010/088000c
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