2017年8月29日火曜日

日米「圧力強化で一致」 対北朝鮮で首脳電話協議

 安倍晋三首相は29日朝、北朝鮮の弾道ミサイル発射について「わが国を飛び越えるミサイル発射という暴挙はこれまでにない深刻かつ重大な脅威だ」と非難した。「政府は発射直後からミサイルの動きを完全に把握しており、国民の生命を守るために万全の態勢をとってきた。緊張感をもって国民の安全、安心の確保に万全を期していく」と訴えた。

 この後、首相はトランプ米大統領と約40分間、電話で協議した。「今は対話の時ではない」の認識で一致し、圧力強化で連携する方針を確認した。首相は協議後、記者団に中国、ロシアへの働きかけを重ねて求めると表明するとともに「北朝鮮に強い圧力をかけ、彼らの政策を変えなければいけない」と強調した。トランプ氏から「米国は同盟国の日本と百パーセントともにある」と伝達されたことも明らかにした。

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https://www.nikkei.com/article/DGXLASFS29H3E_Z20C17A8000000/

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