前線や湿った空気の影響で関東南部を中心に雨雲が発達し、東京・練馬区付近ではレーダーによる解析で午後3時20分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったと見られます。気象庁は、低い土地の浸水や川の氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風にも十分注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、関東付近にのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、関東地方は大気の状態が不安定になり、局地的に雨雲が発達しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170830/k10011119091000.html
東京・練馬区付近ではレーダーによる解析で午後3時20分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったと見られ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表しました。
また、午後3時までの1時間に埼玉県が所沢市に設置した雨量計で73ミリ、東京都が清瀬市に設置した雨量計で67ミリ、東久留米市に設置した雨量計で65ミリ、埼玉県が朝霞市に設置した雨量計で52ミリの非常に激しい雨を観測しました。
大雨の影響で、埼玉県朝霞市を流れる黒目川では氾濫の危険性が非常に高い氾濫危険水位を超えています。
大気の不安定な状態が続くため、関東地方では30日夜にかけて局地的に雷を伴い1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあり、31日夕方までに降る雨の量は、いずれも多いところで、関東南部で120ミリ、関東北部で80ミリと予想されています。
気象庁は、低い土地の浸水や土砂災害川の氾濫に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、それに「ひょう」にも十分注意するよう呼びかけています。
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